たびレポ ~添乗員・企画担当レポート~

【同行してきました!!】祝・世界文化遺産国内推薦候補決定!専門ガイドと巡る古市古墳群⑤

企画担当/坂口竜彦(さかぐちたつひこ)

年の瀬に差し迫った12/23に5名様で今回催行致しました。天皇誕生日にかつての天皇のお墓を巡るとは、なんと有難いことかなと思っておりました。さて、当日の天候はと申しますと、前日までは強い寒波が猛威を振るっていた為、イベント当日もかなりの寒さを覚悟していたのですが、抜けるような青空と、日光も降り注ぎまして、集合から解散まで気持ちよく歩けました。
又、少人数ということもあり、ご参加者様達はいろいろとガイドさんに質問をされていました。

集合場所(近鉄・土師ノ里駅)

9:00 近鉄土師ノ里駅改札口前集合
今回参加者数が5名ということもあり、集合時刻までにご参加者様全員がお揃いです。
案内は「藤井寺市観光ボランティアの会」の小野さんと衛藤(えとう)さんの2名が付いて下さいました。
出発の前に、改札口の南側スペース展示されている「古市古墳群」の紹介コーナーで事前勉強です。

土師ノ里駅南側・古市古墳群紹介コーナー(イメージ)

仲姫命陵古墳(なかつひめのみことりょうこふん)

近鉄土師ノ里駅でお手洗いを済ませて、南下していきます。仲姫命陵古墳に向かう途中にある鍋塚古墳に登りました。そう、実は宮内庁で管理されていない古墳の一部は、登ることができるのです。この鍋塚古墳は【第4回】のイベントのコースに入っている古墳なので、今回の【第5回】のコースには含まれていないのですが、天気も良いですし、ガイドさんのご好意で案内して頂くこととなりました。実際登ってみると、辺り一帯に「古市古墳群」を見渡すことができました。ここでは、「土師ノ里(はじのさと)」という土地の由来や、かつてこの一帯を治めていた豪族達の話を聞きました。
その後、仲姫命陵古墳に移動です。この古墳には一般的に見られる堀の水がありません。なぜなんでしょう?実は、古墳をつくる時には周りの土を盛って造りました。 その土を取ってくぼんだところに水が 湧いたり農業用水が流れこんで. お堀ができたそうなんです。また、ガイドさんは、この「仲姫命陵古墳」は前方後円墳の中でも最も美しい形をしている物の一つであると説明して下さいました。

鍋塚古墳(イメージ)

仲姫命陵古墳(イメージ)

古室山古墳

仲姫命陵古墳南側にある「古室山古墳」です。こちらも先の「鍋塚古墳」同様、古墳に登れます。写真は前方後円墳の「前方(鍵型の四角い側)」から「後円(鍵型の丸い側)」の臨みました。その後、古墳を南側に降りましたところには、西名阪道の高架が目の前にあるのですが、その真下になんと古墳(赤面山古墳)があるのです。ガイドさんの案内がなければ絶対に見逃してしまう古墳でした。

古室山古墳(イメージ)

赤面山古墳(イメージ)

応神天皇陵古墳

さて、次はこの今イベントのメイン古墳、応神天皇陵古墳です。仁徳天皇陵(大仙陵)古墳に次いで、全国2位の大きさの陵墓となります。到着するや否や、写真の通り神々しい日光が差し込んできました。拝所(鳥居があるところ)までの参道も大変立派でした。

推定被葬者 : 応神天皇 在位年数・41年 仁徳天皇は応神天皇の四男
陵墓名 : 応神天皇恵我藻伏崗陵(おうじんてんのうえがのもふしのおかのみささぎ)
別 称 : 誉田御廟山古墳・誉田山古墳
墳 形 : 前方後円墳
時 代 : 5世紀中後半
仁徳天皇陵(大仙陵)古墳に次いで、全国2位の大きさの陵墓。陪塚(※1)の誉田丸山古墳からは国宝の金銅製透彫鞍金具が出土

※1 陪塚(ばいちょう):大型の古墳とともに古墳群をなす小型の古墳

総括

冒頭にも申し上げましたが、今回は本当にお天気に恵まれた最高のコンディションでの催行となりました。ご参加者数も5名と少人数でガイドさんの説明を間近で聞いて頂くことができたことと思います。また、レポートには上げておりませんが、行程の道中にある日本最古の八幡宮と言われております「誉田八幡宮」にも立寄りました。こちらは源氏一族の氏神として崇敬され、源頼朝が奉納したとされる神輿(一般非公開)が保存されております。
このように、古墳だけを回るのではなく、その周りにある神社仏閣、観光名所等も一緒に巡ることができます。
2017年7月31日に国の文化審議会で世界文化遺産登録への推薦が決定し、2019年の世界文化遺産正式登録を目指しております。我々も、堺の百舌鳥古墳群と合わせて、この古市古墳群のイベントもどんどんアピールしていこうと考えております。